厳選特集!次の夏はココ行こう! すべてが輝く魅惑の国 POLAND

ポーランドの琥珀が当たる!スペシャルキャンペーン実施中!

ヨーロッパの中央に位置する国、ポーランド。
国名は「平原」に由来する。
森林と湖や、バルト海の美しい海岸、広大な砂丘地帯などの大自然と豊富な文化遺産の宝庫として知られる。

夏のポーランドへ 白砂の上を心地よい風が吹くバルト海のビーチ、店先に並ぶ、色とりどりの雑貨や個性溢れるかわいらしい陶器、750年以上も昔から続くお祭りは、踊りと歓喜の歌に包まれる。ポーランドの夏は短い。だから知る人はそう多くない。けれども、その夏を知る人々は口々にこう語る「ポーランドはすべてが輝いている!」夏のポーランドに出会いに旅に出よう。

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Feature #01: グダンスク Gdansk 千年の歴史をもつ美しい港町を歩く

ポーランドの北、ポモルスキェ地方の中心地グダンスクの歴史は、千年以上。かつてこの町に暮らした人々が培った文化や建物が今、世界中の旅行者から熱いまなざしを向けられている。主な見どころは歩いて回れる範囲にあるので、のんびり石畳の感触を楽しみながら旅をしたい。夏を彩る華やかなお祭り「聖ドミニコ市」は、2015年で755回目。古からの伝統を守り、愛してきたグダンスクの人々の明るく、そして少し誇らしい表情に出会いに行こう。 素敵な佇まいの建物が並ぶ「王の道」 グダンスクの旧市街には、ゴシック、ルネッサンス、バロックなど各時代の建物がひしめき合い、その華やかさ思わずため息が漏れるほど。旧市街のメインストリート「ドゥーギ通り」は、かつて国王の凱旋パレードが行なわれた“王の道”と呼ばれている。その西の端の始点にある旧市街の表玄関「高い門」(Brama wyżynna)からドゥーギ広場までを歩いてみよう。かつて町の防衛に使われた囚人塔(現在、内部は琥珀博物館)や大武器庫から広場を囲む中世貴族たちの家々まで、さまざまな表情をもつ建物を一望できる。夏の間だけ入場できる市庁舎の展望台は旧市街からバルト海までを一望できる穴場のスポット。 夏の風物詩、「聖ドミニコ市」 毎年7月から8月中旬の3週間にわたって行なわれる「聖ドミニコ市」は、750年以上も続く伝統市。見逃せないのはお祭り初日の開会パレード。正午近くになると、ドゥーギ広場を住民と旅人、華やかな衣装に身を包んだ人々が埋め尽くす。パレードを闊歩するのは竹馬に乗った白い装束の天使たち。見上げるほどの高さながら晴れやかな表情で歩を運ぶ天使は、それぞれキリスト教の美徳を表しているという。天使たちに続き中世の甲冑を着た男性や、ニワトリの格好をして陽気に踊る人まで続々と登場し見物客を飽きさせることがない。またこの期間、1000店を超える個性豊かな露店が旧市街に軒を連ねる。たっぷり時間をかけてそぞろ歩けば、魅力的なアンティークや、甘い香りが鼻をくすぐる伝統菓子、職人さんの手仕事が感じられる工芸品にめぐり合える。

グダンスクへのアクセス
現在、日本からの直行便は運航されていない。
フランクフルト、ミュンヘン、コペンハーゲンなどで乗り継ぐのが一般的。一例として、成田からフランクフルト国際空港まで所要約11時間。
フランクフルト国際空港からグダンスクまで所要約1時間40分。

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Feature #02: マルボルク Malbork かつての城砦を歩き、騎士団の盛衰を偲ぶ

グダンスクから南東約50キロにあるマルボルクは、マルボルク城の城下町として栄えた都市。赤いレンガ造りの城はノガト川に美しく映える。バルト海に注ぐこのノガト川によって、かつてマルボルクは琥珀貿易でも多くの富を得た。
ここでは、中世の人々の営みに思いを馳せながら旅をしよう。毎年7月中旬には、ポーランド王国とドイツ騎士団が戦った「グルンヴァルドの戦い」を再現するお祭り「マルボルク包囲戦」が開催される。夏に訪れるなら、要チェック! ヨーロッパ最大のゴシック城砦へ マルボルク城は中世の要塞としてはヨーロッパ最大の城砦。13世紀、ドイツ騎士修道会がこの地を本拠地とするために建設が始められた。やがて、マルボルクは修道会国家の首都となり栄華を極め、城は14世紀に立派な「大食堂(WielkiRefektarz)」と「総長宮殿(Pałac Wielkiego Mistrza)」を設けるための増築が行なわれた。城は、第2次世界大戦中、ドイツ軍が立てこもり、ソ連軍との戦闘によりその大半が失われたが、戦後復元され1997年にはユネスコの世界遺産にも登録された。ゴシック様式の美しさと、難攻不落の威容を今に伝える城は、必ず訪れたい場所。現在は、内部を博物館として公開しており、鎧や剣、宝物などの展示は一見の価値あり。おすすめのビュースポット「ノガト川の対岸」では、そのスケールの大きさに驚くこと間違いなし。 “バルト海の金” 琥珀にときめく マルボルク城では、大きな琥珀の塊や、繊細かつきらびやかな琥珀細工の展示に思わず足を止める人も多いはず。琥珀は、約4000万年前、スカンジナビア半島の森が生んだ樹液が固まり、美しく変化したもので、長い年月をかけて川と海流がポーランドの沿岸へと運んだ。グダンスクや、マルボルクは水運のよい地の利を活かし琥珀貿易で栄えた歴史をもつ。この地域を旅していると、琥珀と出合うシーンはきっと何度もある。展示された琥珀を眺めて楽しむのもよいけれど、気軽に手に入れられる価格の琥珀も町で売られているので、お気に入りを探して買ってみてはいかが。

グダンスクからマルボルクへのアクセス
グダンスク(中央駅)からマルボルクまで鉄道で所要約45分。

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Feature #03: ソポト Sopot バルト海のビーチでのんびり“自分時間”を過ごす

バルト海沿岸に位置するソポトは、まさに「夏」を楽しむにふさわしいマリンリゾート。グダンスクとグディニアと合わせて“三つ子の町”と呼ばれ、それぞれの町との距離はわずか10kmほど。グダンスクまで来たらぜひ訪れてみたい町だ。夏の日差しの下、美しい砂浜や桟橋で思い思いの過ごし方を楽しむポーランドの人々に交じって、自分だけの時間を過ごしてみよう。日本から少し離れて気ぜわしい日々を一度リセットしたら、新しいエネルギーが体中にみなぎるのを感じるはず。 水平線に向かって歩こう ソポトの海は高緯度にも関わらず比較的水温が高く、白い砂のビーチが続く風光明媚な土地は、長く人々に保養地として愛されてきた。夏を満喫する人でにぎわうビーチで日光浴を楽しみ、リラックスしたら、ソポトのシンボル的存在「MOLO」を歩こう。「MOLO」とは、全長511メートルのヨーロッパで最も長い木造桟橋のこと。海風に吹かれながら、水平線に向かって歩けるのはこのスポットならではだ。先端まで行き、戻ってくるときに正面少し右手に見えるクラシカルな建物はHotel Sofitel Grand Sopot。1927年創業の老舗ホテルで、元スペイン国王カルロス13世をはじめとした数々の著名人が宿泊したことでも知られる。ソポトに滞在するとバカンスでこの地を選ぶセレブの気持ちがすぐに分かる。 “裏テーマ”は、建物めぐり。 ビーチで過ごす時間を楽しむことが、ソポト滞在のメインテーマだとしたら、もうひとつ、“サブテーマ”として、建物めぐりをおすすめしたい。ソポトは、町の面積の約6割が緑地といわれ、すがすがしい気持ちで散策を楽しめる。そのなかで注目したいのは古い建物だ。かつての別荘と思われる邸宅は、アール・ヌーヴォー様式の曲線がひときわ美しく、古きよき時代の優雅なリゾート生活を彷彿させてくれる。また、最近話題となっている変わった建物は「Krzywy Domek(ゆがみの家)」と呼ばれるもの(中は商店と事務所)。ぐにゃりとゆがんだ外観の建物を前に、狐につままれたような気分になる。この建物と一緒に不思議な写真を撮って、友人を驚かせるのもきっと楽しい。

グダンスクからソポトへのアクセス
グダンスク(中央駅)からソポトまで鉄道で所要約20分。

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